2010/06/27

音楽こそ世界の共通語&イデオロギー

13時過ぎに珠海のライヴよりもどって参りました。残念ながら、昨晩はあいにくの大雨、しかし予想を裏切り会場の「現場吧/LIVE BAR」はほぼ満員。これで、雨がなかったら超満員確実であったと思う。侮るべからず、中国ロックパワー&オーディエンス。

80后(バーリンホウ)、90后(ジュウリンホウ)以降の若者が中国の音楽シーン&マーケットの大半を占めるようになり、イデオロギーよりも日常が大切になって来ている事が、会場にいて肌に感じてくる。およそ、机上で中国を云々かんぬん言っている学者さん達には、到底わかるまい。音楽は本当にボーダーレスで、これこそ世界の共通語である。

で、何人ものオーディエンスと話をしていて特に感じた事が、かなりの割合で日本語を知っていて、学んだ経験や勉強中という若者が多いのにビックリ。また、漫画&秋葉系オタクタイプも多く、出演バンドの中にはメンバー全員が女の子で、しかもコスプレというバンドも。Gさん、またまたビックリドギマギ。

彼等は、社会主義の理念や資本主義に対しての抵抗感、金持ちへの憧れ、日本人への押し付けられた偏見などが、我々が思うほど抵抗感なく、自由な考えのもとで公正に考査されている。その事が確認できたことは今回、何よりの収穫であった。

おそらく、韓国人、中国人、日本人の80年代以降の若者たちが国家の中枢になる頃には、それぞれの見えない壁は、崩壊または溶けて融合できのではないか?とGさんは淡い期待を持った。

宿泊先のホテルも、いつも順徳でのライヴ時に泊まるホテルと同じブランドのホテル(城市客桟/CITY INN)で、先日珠海に新店ができたばかり。広東省を中心に二十か所以上展開しているが、他のこのブランドのホテル同様、ロープライス、シンプル&モダン、クリーン&ブライトをコンセプトにしていて、自分には実に直球ど真ん中!なホテルである。
贅沢を云わせて貰えば、ホスピタリティの向上を少々と、客がドアを開けたままデカイ声で話す事(こればかりは、ホテルの努力じゃどうにもならないか?)だけは、どうにかして貰いたい。ホント勘弁してよ。
★ホテルの解説を少々。ブロードバンドのネット接続料は無料、アメニティも充実しており、抜群の機能性と快適さを誇る。今回の珠海拱北店は会員価格で298/元。ちなみに順徳の店は200/元と言ったように、地域で価格がかなり違ってくるので、宿泊時にはネット(高め設定)や電話または旅行会社での予約(安め設定)がベター。
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そのほか、レストランもイタリアンのダヴィンチやCafé(食事可)、会議室、ビジネスセンター、KTV等の施設もあり、設備の充実ぶりは5星クラスのホテルも、うかうかしてはいられないと思う。自分も今後、珠海でのライヴ時等で宿泊する時には、此処が第一候補になると思う。ご参考までに、ホテルの予約等は下記のサイトからでも可能です。http://www.octhotels.com/index.html (华侨城国际酒店管理有限公司)