2011/01/22

投資と云う言葉に縁遠いGのツブヤキ

中国のバブルの影響による澳門の不動産バブルについて、素人目からでもわかる奇異な現象。つまり完売なのにも拘らず、殆どのユニットが入居者も居らず、さりとて賃貸で入居している様子もない住居用ビルが、澳門香港内にかなりの数がある。もちろん、これは投機用の物件であるは誰の目で見ても明らかである。したがって、夜になっても灯りのまったく入らないところが多く、ある意味ゴーストタウン化現象が形成されつつある一帯も多くみられる。

実際問題として、ローカルの友人のなかでもかなりのヒトが、バブルであがったのを期に家を手放し、実家に出戻る現象が続出。今度は、新しく家庭を持つ澳門人が、住宅を手に入れられないと云う、本末転倒な事態となってしまっている。これは、中国、香港そしてローカルの玄人、素人を含めた投資家筋が、買い漁った断末魔的な現象である。

いま中国のバブルは、先進国では見たことがないほど膨らんでいる。たとえばイギリスのオークションでは、18世紀後半の清朝・乾隆帝時代に作られた花瓶を中国人同士で競り上げ、最終的に北京の富豪が約56億円で競り落とした。予想価格は約1億3000万円だったというから、43倍の高値が付いたわけである。バブル期の特徴として、チューリップならぬニンニク価格の暴騰なども観察されている。最大の問題は不動産バブルだ。北京、杭州、上海などのマンションは2億~8億円もする。一昨年、上海の浦東地区に高層マンションが立ち並ぶ高級住宅街を見に行ったが、何か寂しい感じがしたので、案内してくれた人に「この辺の住民はどうやって通勤しているんですか?」と尋ねた。すると「ここには誰も住んでいません」と言う。つまり、みんな投資用に買っているのだ。天津や大連をはじめとする地方都市でも、新築のマンションは、夜になっても全く灯りがついていない。これが全国至る所で見られる。

中国の中間層には、マンションを3戸持つ人が増えている。1戸目、2戸目の物件が値上がりしているので、それを抵当に入れて3戸目を買い始めているのだ。結果、いま中国には空き室が8000万戸もあると言われている。日本のバブル期に日本人が買っていた住宅の価格は、年収の10倍ぐらいだった。ところが中国では、かなり上級の管理職であっても年収100万~200万円で、2億円内外の物件を買っている。なんと年収の100倍以上。空恐ろしい状況なのである。中国に、まだ家を持っておらず、これから買いたいと思っている人が、山ほどいるのは確かである。だが、その人たちが家を買うためには、給料が上がっていかねばならない。これまでは政府が企業に年15%ずつ給料を上げさせてきたので、中国人はこの先も給料が上がると思っている。

しかし、さすがにこれ以上、人件費が高騰したら外国企業は中国から出て行く。中国企業でさえ、ベトナムやタイ、インドネシアなどの研究を始めている。したがって、今後の給料の伸び率は、せいぜい年4~5%に落ち着くだろう。となると不動産バブルは、どこかで弾けざるを得ない。いま中国人は集団心理で誰もがハイな状態になっているが、ふとしたきっかけでみんなが住宅を売り始めたら、その瞬間にバブルは消えてなくなる。

中国政府は金融引き締めに政策転換したが、もはやソフトランディングはできないと思う。中央銀行の周小川総裁も金利を上げてインフレ退治をしたいと思ったら海外からドルキャリー(金利の低いドルを借りて利回りのよい国に投資する取引)が来て火に油を注ぐし、下げれば不動産投機が収まらない、どうすればよいのかとハムレットみたいな発言をしている。正直、打つ手がないと言っているに等しい。

2011/01/20

最近、ゆでマヨタマゴに嵌るまくるG

きょうは、メイドさんが都合で11時から来るために、そそくさといつもの流れに乗り、11時に出掛けられるよう準備をする。今日持ち込まれるギターが2本あって、1本は10時ちょうどと、8時にも1本持ち込まれる。メイドさんがオンタイムで来たところで、買い物に出掛ける。先に銀行に寄って所用を済ませ、34番のバスに乗って祐漢街市まで行く。まずは黒沙環の數碼城にあるPeterの店に寄って、PC用品を購入し彼と一緒にいつもの「好利是」へ。
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ひさしぶりに珈琲を啜りながらの歓談。彼も、ヴェトナムのサイゴンで活躍中のFさんと同じ誕生日。ちゅうワケで、このGを入れて3人揃って10月19日生まれなのである。もちろん、自分が最長老であるのは云うまでもないが、精神的にはおふたりのほうがズーとオトナ。ちゅうか、人間ができていると云ったほうがより的確である。「好利是」でランチまで済ませ、帰りも34番のバスを使ってタイパにもどる。14時30分にはタイパには戻ったのだが、帰り際に「百佳超級市場」に寄り、切らしていたタマゴ2パック、野菜、菓子類をササッと買って自宅にもどる。スッカリ掃除も終わっていて、小綺麗になった自宅に少しばかり満足する。
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で、さっそく買ってきたタマゴを取り出し、ゆで卵をシコタマ作る。最近、ゆでタマゴにたっぷりマヨネーズに凝っている自分。コレステロールにも気を付けねばとは思うのだが・・・。食欲をはじめ、兎角欲が付くものには、カラッキシ弱い自分に呆れつつも、気にせずイってしまうその性格には、自分でもある意味恐ろしいとは思う。それにしても、いつも買っているこのUSA産だと云うふれ込みのタマゴ。賞味期間が半年近くもあって、当初は薬品か何かを使っているのでは?と、心配であったが、中国のニセモノ玉子よりはまだましか?と、最近ではあまり気にしなくなってしまった。コレも馴れか?まあ、絶対に生では食さないので、おかげさまで未だに当たらないではいるのは、何よりである。
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15時30分からは、いつものCafé(ブリリアント・カフェ)で、Michealと珈琲タイム(って、何度目よ)。めずらしく、ギター以外の話しもチラッと出た。で、18時にギターが持ち込まれるので、Caféからひきあげ自宅待機。でもって、ほぼオンタイムで電話がLingoから入り、階下に降りてフェンダー社製のストラトキャスターを受け取る。
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このギターは、ピックアップをはじめとする電装系を総取り替えし、友人が作る本当のハンドメイドのピックアップに誤差5%以内のポッド&キャパシター、ジャック、スイッチ、配線材までも全くの別物にする。今晩の快歩は20時ちょうど殻始め22時少し前までやってしまった。んで、シャワーをしてギターのリペア&セットアップを開始する。写真は、ものスゴ~くながい賞味期間のタマゴと、それを茹でている様子。ホテルオークラが入る予定のビルが、ライトアップのテスト中?なのを目撃、ついパチリ!

2011/01/19

連日のライブにも拘らず何故か喜ぶG

今朝は、8時30分に起床。何時ものようにシャワーを済ませ朝食の準備。どんぶり飯に両目焼きとベーコン、焼き海苔に納豆で塩分とり過ぎか?と思いつつも、ムシャムシャとイク。続いて、先日ヴェトナムで買ってきた珈琲を淹れて唸るG。コクと香りがあまりに素晴らしく、つい出た言葉が「スタバってナニ」。いつも、こうやってブツる言葉に自分の頭脳成長が、十代で止まったままだと最近よく思う時がある。まッ、どうでもいい事なんだが・・・・。

で、PCをひらきメールとニュース等のチェックをして、急ぎのメールに返信し、ギターのリペア&セットアップを開始する。13時にKさんとランチの約束をしていたのだが、作業のキリが悪くて13時30分に変更して貰う。でもって、結局は13時ちょい過ぎにランチをとる「グランドリスボア」にある「Around the Clock」に着くことができた。ランチをとりながら15時少し前まで歓談する。で、タイパに戻る途中、Cさんからお茶のお誘いを受け「ALTIRA」内にあるCaféで、ひさしぶりにお会いするCさんと歓談。相変わらずの鋭い突っ込みに注意しつつも、楽しいひと時を過ごさせていただいた。

で、Michealから電話が入り、Billyと「銀豊茶餐廳」で待っていると云う事で、ボチボチっと行く。Billyがリーダーをつとめるバンドの助っ人ギター弾きとして、来月から務める事になってはいるのだが、それを少し早めて貰いたいとの趣旨の話があった。結果、今月28日のライブから手伝う事になった。したがって、28日はBillyのバンド、29日はL.A.V.Y.と云う何とも、この年寄りには体にキツイ?と思えるスケジュールとなってしまった。が、まあ好きな事だし、ヤルきゃないかァと自分に言い聞かせるGであった。

17時30分をまわったところで、一旦お開きにして18時30分にあらためて官也街の近くにあるポルトガル料理の「ANNA」で28日のライブのオーガナイザーを交えての夕食と相成った。20時になり、自分はひと足先に失礼し、自宅にもどる。快歩の準備をして20時30分からスタート、22時ちょうどに終了する。

2011/01/18

澳門で同窓会って、マジッすかァ?

きょうは久々と云うか、ほぼ7年振りくらいに旧友3人が、雁首並べて会う事ができた。SAM、ALAN、MAYの3人とも、澳門に移り住んで以来の友人なので、知り合ってから既に12年目と云う事になる。それぞれに、仕事や私的な都合で一時期、澳門を離れていた人間もいたので、ホントに4人で会うのはヒ・サ・シ・ブ・シである。

野郎3人の中に女性がひとりだけいるのだが、当時から商売好きな性格は相変わらずで、今日再会できた「POTATO MAMA」は、そんな澳門の肝っ玉母さんであるMAYが、経営するお店。その店であるが、彼女をモロ体現した名前で、はじめて聞いた時は、あまりのリアルさに笑えた(失礼!)。そんな彼女も昨今の不動産投機で、既に億萬長者の呼び声も高いと云う。現に、自分たちが居た僅か1時間30分ほどの間に、大陸系の銀行がお伺いをたてにくるわくるわ、3行たて続けである。ウ~凄過ぎるワイ。

それに引き替え、カラッキシ駄目なのが自分も含めた野郎3人である。当時、毎晩のように3人して、彼女の経営する「HONG CHA FONG(紅茶坊)」と云う店に入り浸っていた事を思い出す。聞くところによると、娘さんは既に17歳で青春ど真ん中!で、長男であるM君も既に15歳で、ニキビずらであまりイケてないらしい(母親の彼女弁)。ALANは、既に大陸の女性と結婚していて珠海在住。SAMはNOVA CITY在住で、株式投機をしているそうな。未だに独身を貫き通していて、いわゆる独身貴族?ってやつ(もしかして・・・〇〇かも?)。

暫しの歓談後、またの再会をかた~く約束して解散する。で、Gさん今晩は29日のライブのためのリハーサルがあるため、自宅にもどっても宿題よろしく、シコシコとギターを掻き鳴らす。そうそう、前出の3人は自分がギターを弾けることすら知らず、ましてやギターの修理など、まさかできるとは夢にも思えまい。まあ、わざわざ云う事もないが・・・・。

んでもって、同じタイパ在住のSAMのクルマで「銀豊茶餐廳」まで送って貰いMicheal、Joel、John Vu達と、ギター談義。ちなみにJoelは、澳門人であるが、フランスで服飾デザインを学んできた「ESPLIT」の現役デザイナー。John Vuは、澳門文化会館で演劇の演出等を手掛ける芸術家肌な公務員である。まあ、みんなに共通するのは、自分を筆頭にギターバカと云う事である。上段の写真は、左からMAY、ALAN、SAM。以下「POTATO MAMA」近辺の写真。

2011/01/17

年初に体力の増強を真剣に考えるG

一度7時前に起きて、リビングのソファでダラダラとTVでニュースを見ていたら、またまた睡魔が襲ってきたので、ふたふたびベッドルームにゆき2時間ほど爆睡してしまった。最近では、チトばかしめずらしい現象である。寝過ぎた感はあるものの、かなり気分良く起きれたので朝からゴキゲン !?

で、シャワーをして朝めしをイク。PCをひらきメールとニュース等をチェック。続いて作業開始、とイキたいところだったが、急ぎのレポートを日本と台湾に送らなければならなかったので、午前中は全身から集中力を掻き集めそれに没頭する。

12時にはAIAタワー内にある「POKKA」にてJohn Ho、Michealたちとランチをとる。以前、フェリーターミナル近くの「八佰伴」内にあった時よりも、格段にスタッフも料理もクオリティはあがっている。もちろん、ついでに値段もあがっているのは言うまでもない。午後からは、彼らと一緒に水抗尾にある政府機関の登記所へ。所用も16時前には済んだので、自分はMichealにクルマで送って貰いヴェネチアンへ。とある店に、発注しておいた商品を引き取りにゆき、とんぼ帰りで自宅にもどる。でもって、ギターのリペア&セットアップの作業を開始する。今晩の快歩は、20時20分から22時まで。今晩は、意外と夜でも暖かかったので汗ビッチョリであった。自宅にもどりシャワーをして、作業再開。ついでと云ってはナンですが、自分たちL.A.V.Y.のライブのお知らせです。

来る1月29日土曜日、22時30分よりヴェネチアン内にある「BLUE FROG(青蛙)」にてワンマン・ライブをおこないます。2ステージ構成の予定で、体力的に多少心配(笑)ではありますが、張り切ってイキます。あと、来月からは他のバンドでも、助っ人ギター弾きとして掛け持ちする予定であります。ちゅうことで、そのバンド用の曲、計40曲を現在猛特訓中ドスッ。あ~ッ、もっと運動量増やして、体力付けねばと真剣に思う今日この頃のGであります。

2011/01/16

Gさん、平凡な日常を満喫する

昨日一昨日と、少しばかしドタバタしていたので、ブログの更新もできず、2日ほど空けてしまいましたが、先ほど快歩からもどって即行でコレを書いております。きょうは、おかげさまで殆どいつも通りのペースがもどって、やっと落着いたところです。ちゅうわけで、あさは8時に起床し、まずはシャワー&朝めしから。先日Yさんからいただいた、福神漬けを冷蔵庫でふと見てから、無性にカレーが食べたくなり、朝からついイってしまいました。

でもって、「永利軒」でランチをするために予約を入れ、時間まで安心してPC&ギターのリペアと、いつもの一連の作業をこなす。お昼の予約は、何時ものように13時30に入れてあるので、13時に家を出て33番のバスがちょうど来たので飛び乗る。それにしても、相変わらずの込みようで、交通システムが目に見えて、破綻してきているように見えるのは、自分だけではあるまい。

んでもって、きょうはめずらしく、豆苗が午前中に入荷したと云う事で、すかさず豆苗の貝柱あんかけを注文、他はいつもの點心を数点オーダーした。食事後は、こちらのマネージャーと暫し歓談?と云うか、相談を受け自分なりのアドバイスを与えたものの、後から少しばかり心配になる。んで、徒歩にて(当り前か?)「新八佰伴」へと向かう。サッサと買い物を済ませタイパへ引き返す。

15時30分からは、例のG仲間連中と「銀豊茶餐廳」にて、Manuel、Michealらと、珈琲を啜りながらギター談議。自分は、4杯もイってしまったので、飲み過ぎか?と、少し心配になる(いつもブラックなので)。17時30分をまわったところで解散。自宅にもどり作業を再開する。きょうの快歩は、20時10分からスタートし、21時40分には切り上げ自宅にもどる。その後、シャワーをして作業再々再開。