2012/05/12

連日徹夜でギター修理に没頭するG


ひさしぶりに徹夜でギターの修理、それも連日ときたもんだ。以前より電気系統の修理は、深夜にまとめてが前提。夏前のこの時期、何故かやたらと電気系統のトラブルが増える。やっぱ、湿気からなのか?そういやァ、家電製品のスゥイッチを入れた時など、時偶ブレーカーが落ちる時がある。それも接点が湿気ってショートするためだとか?話を戻して、ちゅうワケで今夜もまた、徹夜になる予定でゴジャリます・・・ハ~ァ。きょうは快歩を少し早目の18時ちょい過ぎから始め途中「氹仔龍環葡韻(ハウスミュージアム)」でおこなわれていた「Lawrence Ku Trio 」のジャズライヴを覗く。それにしても、バックのCOTAI地区とイイ雰囲気も最高でしたァ

2012/05/10

出会いと輪、そして縁を・・・


書き出しは、きょうのサブジェクトとは、あまり関連性は見えないのだが、それに構わずイッてしまいます。午後イチで、修理済のギターを渡すため階下に降り、持ち主に手渡した後、何気なく郵便受けを覗くとそこには、澳門特別行政政府と書かれた封書が・・・。「また、何かの税金か何かか?」と家に戻ってシブシブ開封したところ、そこにはナンと!政府からの小切手が・・・。そう、近年毎年恒例?となった感のある、いわゆる「一時給付金」が送られてきたのだ。金額も、パーマネント(ID取得7年以上の永久居住権保持者)になると、7000パタカ(約70000円)で、其れ以外でも4200パタカ(42000円)からと、有難い政府の大盤振る舞いなのである。それにしても、何故かこういう事は素早く、サクッとやってしまう。有り難く有意義に使わせていただく事にする。ウヒッ!写真は、その小切手と、明日澳門を離れるY・Tさんにお会いするため、19時過ぎに行った「Regency Hotel(麗景灣酒店)」のラウンジのモノ。昔の「Hyatt Regency Macau」時代から、全く変わってはいないが、その雰囲気は、今でも好きな場所のひとつである。

2012/05/09

ホント、ある処にゃあるもんだァ~!


午前中に中国の古~い友人からの呼び出しを受け、午後からひさびさに珠海の拱北へと向かう。週半ばの水曜と言う事もあってか、イマイチ人は疎ら。チラッと、店先を覗くと。以前は時計やバッグなどのパチもんが多かったが、今ではIT関係のパチもんがはばをきかせていて、微かではあるが時の流れを感じる。友人とは、小一時間ほどで話を終え、早々に澳門に引き返す。写真上は、先程友人から送られてきたFender社製のギターアンプの群れ。もう、ドッシャーちゅう感じ!それも、かなりの年代もんが揃っていてもうヨダレもの。って、興味のない方には単に図体のデカイただの重~い箱。それでも、万が一「YAZ、ひとつやるよ!」ナンテ言われた日にゃアンタ、空かさず「Blues Junior(もち、ヴィンテージもん)」で結構です・・・ハイ!と、少しばかり遠慮気味に云うのだが・・・。まあ、んな事あるわきゃあないワナァ~。下の写真は、どことなく活気のないきょうの拱北口岸広場。

2012/05/08

やっぱ女性に囲まれての食事は・・・


きょうのランチは、葡萄牙料理をイッてしまいました。と云うのも、通算すると5年と云う長い間、こちらでお仕事をなさっておられ今回、新たな道へ進むため澳門を離れることになった、Y・Tさんからご招待を受けたと云う次第でございます。と云うわけで、数カ月前に「葡京酒店(Hotel Lisboa)」の3F(元ロブションがあった所))にオープンしたての「Guincho a Galera」に行って参りました。ここの本店は、ポルトガル国内にあってナンと、あのミシュランの星を獲得している名店「Fortaleza do Guincho」の海外唯一の支店なのであります。久し振りにお会いするLさんもご一緒して、おふたりの美女に囲まれて?と云うよりも、挟まれてと云ったほうが、自分的にはヤタラ嬉しい、超ゴキゲンのGでごじゃりました。


元々、ポルトガル(葡萄牙)料理は苦手?と云うより、自分的にはあまり美味しいと感じたお店がなかったので、今まで13年も住んでいるのにも拘わらず、食した回数はほんの僅かと云う、自分でも何だかなァ~と云う感じでございました。そんな折、先日の「ao Grama Asia (澳金瑪)」といい、きょうの「Guincho a Galera」で、スッカし葡萄牙料理に開眼してしまいました~。それにしても、今まで行ったポルトガル・レストランは何んだったのでしょうか?ポルトガルの名誉のためにも、全くの別物と云ったほうが正しいのだと、あらためて今日確信致しました。もちろん、その原因であるある共通点にも気が付いたのも収穫でした。


それにしても、Y・Tさんと知り合ってから、彼是4年は経つと思いますが、我々G、バンド(L.A.V.Y.)のコンサートにも澳門内はもとより、珠海(中国)でのライヴにまで掛けつけてくれて、メンバーたちとも、スッカリ顔馴染みになっておりました。このGよりもズズズ~と、幾まわりも年下なのにも拘わらず、何故か?お姉さま(失礼!)のような大きな器の方と、自分の中で認識致しております。先程のお話の中でも今回、新しい道に向かってゆくと云う、並々ならぬ強い決意が感じられ、如何にも男の・・・おっと、ちゃうか?デキる女性を体現した方だとこのGは、感じたのでございました。この際、持ち前のバイタリティーで猪突猛進、イッキにイケる処までイッちゃってくださ~い。ズ~っと応援してますよ~。んでもって、あらためて、素晴らしいランチ御馳走さまでしたァ!たいへん美味しくいただく事がきましたァ~・・・と、どこまでもシッカリチャッカリしたGさまでごじゃりましたァ。

2012/05/07

またもや食べ通しでごじゃりましたァ


7時に起きて、シャワー&朝食を済ませ10時10分過ぎには自宅を出て、ちょうど来た50番のバスに乗ってWynnへと向かう。行く先はもちろん、いつもの「永利軒」。記憶の中ではおそらく、午前11時からの飲茶と云うのは、澳門に来て以来一番早い時間だと思う。ご一緒させていただいたのは、此方でお仕事をなさっておられる女性おふたりと、那覇市より来られたと云うお姉さまの美女3名。さすがに今日は、飲茶の写真は控えましたが、注文したのはもう定番メニューとなっている點心と炒飯と言ったら、おわかりいただけるかと思います。シッカリ、サーヴィスのデザートまでいただき、その直後だと云うのにも拘らず、U嬢が運転するクルマにてマカオタワーに向かい、そこでお茶 & ケーキをパクツクその凄さにある意味、女性の底知れぬ食に対するパワーと、恐ろしさを感じたGでごじゃりましたァ。その後、自分はレコーディングのためにお先に失礼させていただき、一旦自宅に戻ってギターをピックアップ。自宅近くのバス停にて、S & Rの両氏と合流して、33番のバスにてスタジオのある「美副将大馬路」を目指す。少し早めに着き過ぎたので、近くの茶餐廳にて軽く喉を潤すもついでに、おふたりに試していただこうと「豉油皇炒麺」もイってしまう。レコーディング後は、3人して25Xのバスに揺られ一路氹仔にもどる。でもって、自宅近くの「E.O.D茶餐廳」にて、3人揃ってこのGがおススメの「ヒレステーキ黒胡椒汁」を3人前と「星州炒米」、「鰻魚蟹子炒飯」を注文する。さすがにお若いおふたりである、イッキにたいらげて超汗ビッショリのS氏。んで此方の珈琲は、お世辞にも美味いとは言えないので、お隣のマックに移動したのしく歓談する。いやァ、きょうも食いも食ったり!流石の自分も、少々呆れ気味の一日をまたまた過ごしてしまいましたァ。まずは写真下から、女性陣からお申し出がございましたので写真は、極力小さくしてごじゃります。写真上、おふたりにはレコーディングはお初と言う事で、見学していただきました。んでもって、エンジニアのERIC(真ん中)と、記念にパチリ!とイッてみましたヨ~。

2012/05/06

今こそクリーンで無尽蔵の地熱発電を


以前から思っていた電力について、きょうは真面目に自分なりの考えをネットやニュースなどの情報を踏まえて書かせていただこうと思う。もちろん、このブログを閲覧する方々は、数字的にはけっして多いとは言えないが、自分は公になるだけでも意義があると思っている。さっそく、本題に入らせていただこうと思う。先程、北海道電力泊原発3号機(北海道泊村、出力91.2万キロワット)が5日午後11時3分、定期検査のために運転を停止したと言う一報が入ってきた。これで、国内の原発50基全てが止まったことになる。この50基と言う数字、本当にこの日本には必要だったのであろうか?些か自分の中では、単なる利権と何処ぞの国の押し付け、既得権と利益追求の単なるキャッチボールのような気がするのは自分だけではあるまい。世界第3位の地熱資源がある我等日本の地。その有益でクリーン&安全な資源を使わず、誰のための原子力使用だったのだろうか?

ご存じのように、地球の中心は溶岩よりも高温の核というエネルギー源がある。火山が噴火したり地震が起きるのも、その核によって地球が未だ「生きている」ためである。そのため、地面を掘り下げていくと地中温度は上昇していく。その岩盤の下に火山帯があったりすれば、より高温になる。地熱発電は、地中に所々できる地下水の溜まりが、マグマなどによって熱せられた熱水溜まりを利用して行う発電方法だ。地面を掘り下げていくと、圧力も高くなるため、熱水は摂氏260度でも水蒸気にならずお湯の状態を保っている。そこに地上から配管を通して通気口を作ると、高温の熱水が一気に吹き上がる。その蒸気を利用して、タービンを回すのが地熱発電である。簡単に言えば、温泉の仕組みを思い出してもらえば、よりわかり易いと思う。温泉も地中深くにある熱水溜まりを探してそれを地上に吹き上げさせて利用するからである。

地熱発電の場合は、より高温の熱水を利用してタービンを回す。日本全国には、東北と九州を中心に17カ所(53万キロワット)の地熱発電がある。すべてを合わせても、小さな原発一基分だが、2010年段階で世界第8位の発電量を誇っている。また、地熱に関する技術の大半は日本が世界をリードしている。地熱発電の魅力は、何より資源コストが掛からない点だ。エネルギー自給率4%と言われているエネルギー資源のない日本には、実は足下に無尽蔵と言えるエネルギー源が眠っているのである。言うなれば、火山大国日本ならではの恵みとも言える。2011年に環境省が行った調査では、理論的埋蔵量である「賦存量」は設備量にして約3300万kWと見積もられた。これは、原発の代替エネルギーとなりうる発電量である。しかも、地熱発電は利用した蒸気を再び地中の熱水溜まりに戻し再生するのである。ただ、一部が空気中に放出されているために、何故か国は「再生可能エネルギー」としなかったのだ。そこには、意図的な政治的な意味合いがあると思われる。

重要なのは、原発の唯一無二の代替エネルギーである地熱発電が、ずっと無視されて続けている点である。無視され続けた理由として、エネルギー業界で囁かれてた噂があると言う。それは「自然エネルギー」で、地熱だけがベースロードになりうる。つまり、原発の代替エネルギーになりうるために封殺されたのだ」真偽の程は定かではない。だが、地熱の過去と現在を調べた限り、自分は可能性としてあり得ると考えている。地熱発電には、拡大できない壁が二つあると真しやかに言われている。1つは、地熱発電の有力スポットの大半が国立公園内にあるため、火山帯が作り上げる雄大な風景が日本特有の風景だと言うこと。2つ目は、温泉組合の反対である。この国立公園問題には、1970年代に当時の通産省と環境庁の覚書が影響していると言われている。地熱を開発した当初、特例的に国立公園内での開発を認めたのだが、ずさんな工事などで自然を破壊したため、これ以上の開発は行わないと覚え書きが交わされたのだと言う。だが、温暖化対策や原発に依存しない社会を本気で目指すなら、この覚書は破棄すべきである。要は、此方からしれば環境省と経産省の縄張り争いのようにも見える。

国立公園の問題については、公園の規制の最も緩いエリアを開放することで解決できる。自然保護は重要であるため、建設には細心の注意は必要であるが、本当に脱原発を目指すのであれば、直ちに考査すべきである。今年、国立公園の外部に発電所を設け、斜めに配管を通し国立公園内の地中から、熱源を取る地熱発電の開発も始まった。一方の温泉組合との問題は、地熱によって温泉が枯渇するという抗議があるのだが、実際には異なる熱水を利用するようにすれば、既存の温泉に迷惑をかけることはない。現在、最悪の事態を考えてか、温泉組合が必ず開発に異を唱えているが、「3.11」が起きた後も、そのようなスタンスでいいものかを一考する価値は十分過ぎるほどあると思う。

東日本大震災と福島第一原発事故を経験したことで、私たちは震災以前の常識を再考すべき時期に来ている。エネルギー問題もまたしかりである。殆どの国民は、原発に依存しない社会を求めているのではないか?であるならば、今すぐ原発の代替エネルギーの議論をすべきなのである。にもかかわらず、政府もマスコミも全量買い取り法で、原発の代替エネルギー対策が進んだというミスリードを続けている。はっきりと申し上げる。もし、本当に風力や太陽光発電ばかりを推し進めていけば、結局「そんな不安定な電力では、日本の産業も社会も立ちゆかない。だから原発推進」という答えが出てしまうだろう。今こそ、地熱発電の必要性を真剣に考えてほしい。上の図は先日、ネット上にあったものだが、実に的を得た的確な縮図であると思う。