2011/05/28

今でも衝撃的で、喪失感が蘇える日


昨日は、2007年5月27日に享年40歳と云う若さでお亡くなりになった、坂井泉水(蒲池幸子/ZARD)さんの命日。美人薄命とは云うけれど、その文字を不幸にも体現してしまった方であった。平塚市で生まれ、秦野市で育ったと云う親近感からか、それともまさに理想の女性像からかはわからぬが、デビュー当時からヤケに気になっていた(デビュー前のモデル時代、友人を通してお会いしたことがある)。音楽的には、技術的にもけっして上手と云う訳ではないが、その透き通るような声と自身の感性を託した詩や発声法から、彼女のメッセージが充分以上に伝わってきた。自分もこれから先、何歳まで生きるかはわからぬが、いつまでも感性の鋭い人間でありたいと思う。あらためて、坂井泉水さんのご冥福を心よりお祈りいたします。