2010/06/23

新食文化に衝撃を受けたあの頃

きのうの朝っぱらは、騒音で起こされた。それもジャスト9時に。どうやらまたまた、階下のどこかの家で工事が始まったらしい。自分はまあイイとしても、カジノ&ホテル産業で7割の年度予算を賄っている澳門では、かなり大問題だと思う。(まあ、政府は殆ど気にしてはいないらしいが)そこで従事するひとたちは3交代制が大前提で、もし夜勤明けのひとが住む隣近所で、ガンガンと工事が始まってしまったら、ぐっすりと眠れるのだろうか?と、またまた要らぬ心配をしてしまう自分。

騒音でムリヤリとは云え、起きてしまったので、Hさんからお土産で頂いた時から「ウーッ、イッキに食べた~イ!」と思っていた「シャウエッセン」をボイルし、ひと袋ペロッとたいらげる。やっぱ~旨い!こちらでは到底手に入れられぬ味である。もちろん、いままで散々買い漁り、食い漁りは何度も経験済みである。ドイツ産を筆頭に、ポルトガル産、北欧産から、米国、香港、中国産などなど十数カ国モノを試したのだが、未だに納得できる味に辿り着けないでいる。ちなみに「シャウエッセン」と云う名前は、日本人お得意の造語で、英語のShow(観る)と 独語のEssen(食べる)の合成語だそうです。

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遡る事、今から25年前の1985年にニッポンハムから発売されて、初めて食べた時のアノ時の衝撃は、なッが~い自分の人生のなかでも、僅かに数える事のできる大事件のひとつであった。もちろん、傍から見たらナニそれ?と思われる御仁も多いとは思うが、ナゼか自分の中の衝撃的な出来事は、こういうふうな食に関するモノがやたらと多い。

その代表格がコカ・コーラである。その歴史は古く、日本で初めて発売されたのは1920年で、発売元は明治屋となぜか薬屋の満平薬局。だが、殆ど売れなくてすぐに撤退の憂き目に。で、自分が知っているコカ・コーラは当然の如く、1961年の貿易自由化以降に入ってきた再上陸後と云う事になるが、気になるその名前をチクッと調べてみると、ナント!コカコーラのコカとはコカインの事であった。もちろん、今では使用されてはいないが、時代が時代だったらと思うと、なんだかなァとも思う。

話がいつものように逸れてしまったが、あと1958年発売のチキンラーメンなどのインスタント・ラーメン類(もちろん、実際に口にしたのはもう少し経ってからだが・・・)、チーズかまぼこ、さきいかなどなど。ホント、食いもんばっかァ。いかに食い意地が張っていたかがわかってしまうエピソードでした。   昨日/10832快歩  本日/11073快歩

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