2010/09/06

今月はヒトが大移動する新年度

9月5日/きょうは、朝っぱらから何やらうるさい。と云っても工事の類いではなく、ガタンゴトン、バタンと云う単に引っ越し等の騒音だと思われる。確かにここのところ、各階、各部屋ともに学生がルームシェアしているところが多く、うちのビルは大陸からの学生だらけと云ってもイイ。以前は、これまた大陸からの出稼ぎ工事関係者が、共同で部屋を借りると云うパターンが多かったのだが、政府の労働ヴィザ制限で、最近では極端に少なくなった。ただ、野郎ばかりの部屋は相変わらずうるさく、汚いようである。できりゃあ、女子学生だけ住んで貰いたいものである。まあ、そのほうが精神衛生上もイイにきまっている。もちろん、自分にはだが ・・・・。

しゃあないので起きてしまったが、この仇は絶対取ってやると、心に誓うGさんであった。で、シャワーをして朝食をとり珈琲と云ういつものパターン。世界的にもきょうは日曜日と云う事で、PCでのメール&ニュースチェックは後回しにする事にして、さっそくギターのリペア&セットアップ作業にとりかかることに。

15時をまわったところで、MICHEALとJOSEから続けて電話が入り「銀豊茶餐廳」で珈琲するべェの招集。メンバーは昨日オーストラリアから戻ったばかりのBILLY、JOHN CHOI、JOSE、MICHEAL、JOHN HOそして自分。久々にG6となる大会議となった?途中旧友であるSAMも来たが、ギター談義には加われず、チョッピリさびしそう。女性はまだしも、野郎が集まってそれもGさんばっかしでも、かなりやかましいのには我ながら少し閉口してしまった。

で、学生の話しにもどるが、最近とくに多いのが此方で大学を卒業して、そのまま就職すると云うパターンが急増したという事。これは、大陸内の大学を卒業しても現在では、日本と同じような就職難から来るものと思われる。現にこちらで大学を卒業して、そのままカジノ・ホテル等の観光産業系に就職した知人も何人もいる。これは、政府が外国人に労働ビザの発給を制限しているのと、中央政府の思惑がみごとに合致した典型的な例と云えるだろう。要するに、ドンドン投資してくださいよ~、だけど社員はこっちの人間だけを雇えよ~、という何よりの例である。実に巧みで、自国の利益を追求すると云う至極当たり前の政策ではある。もちろん、こういう賢く抜かりがないと思わせる政策は、澳門政府が考案出したとはおよそ考えにくいわなァ。またまた話はとんでもないところまで行ってしまいましたが、もちろん日課である快歩もしっかり行きましたよご心配なく。んで、23時にはMANUELがまたまたギターを持ち込んできた。それも1957年製の復刻版である「GIBSON LES PAUL GOLD TOP」。これで、我が診療所には、計3本の’57の復刻版、それもすべて同じゴールドカラー、尚且つ「LES PAUL MODEL」だけでも8本もの大量の入院患者がいる始末。エエイッ、どうしてくれよう他のモデルを入れたら計16本にもなってしまった。・・・・ と、戸惑い気味に言ってはいるが内心、少なからず嬉しいのは確か。たとえ微力であっても頼られ、役に立てると云う事は、素晴らしい事だとつくずく思う。まあ、大変は大変だけどね。