2010/09/22

澳門にも中秋の名月は昇るのか?

さてさて、きょうこちらでは「中秋節」と云って、日本の秋分の日(二十四節気の一つで太陽が秋分点に達し昼夜等しくなる日)とちょうど同じ日なります。日本は、こういう文化的歴史的なものが、数多く中国からの伝来であることがわかります。この時期、こちら澳門や香港はもちろんの事、世界中に拡がる中華圏には、必ず存在するのが月餅を贈り合うと云う習わしがあります。したがって、自分は日本人ではありますが、郷に入れば郷に従えとばかりに、今年もいろんなローカルの方々から「月餅(ユッベン)」をいただきました。子供のころの記憶では、親父がよく横浜の中華街で買ってきてくれた肉まんやあんまんにまじって、この季節になると購入してきた、月餅の事を今でも思い出します。


現在ではどうかはわかりませんが、今思うとこちら本場のモノとはかなり違う味ではありました。したがって、子供心にもけっして美味しいモノとは思えなかったと記憶しております。そんな「月餅」ですが、やはりこちらのモノはなかなかの美味であります。最近では、いかにも現代的なお菓子風にアレンジされたものや、アイスクリームベースと云ったモノまであり、バリエーションもたいへん豊富になりました。余談ではありますが、その昔クリスマスに食べたクリスマス・アイスクリーム・デコレーション・ケーキ(長っ)と云う、まんまじゃん的ノーセンスな英語名が付いていた雪印のクリスマス・ケーキを思い出します。



でもって、きょうは早朝から定例となっている大陸(広東省中山市)へと出掛けました。まあ、いつもの事とは云え、ここのところの日中間の漁船衝突問題で、イミグレーションを通る時には少々緊張気味ではありました。が、そんな自分の心配とは一切関係なく、いつものようにサクッと通過することができました。

で、帰りはいつもの運転手さんの情報から、きょうの横琴のイミグレーションは、大陸からのツアーの団体が、澳門に入る人が多いとの情報を事前にキャッチ?(スゴイ情報網)したとかで、帰りは灣仔口岸を使っての澳門入りを勧められました。それに反論する根拠も意図もないので、超日本的に素直(だから近隣からなめられる?)な自分?は、彼のアドバイスにしたがって、きょうはこちらから澳門にもどる事にしました。(澳門側でバスに乗るのがチトめんどい)

で、フェリーと云うか渡し船に乗船してすぐ、年齢は自分の半分近く?のYさんから電話が入り、いつものG会談で利用するCaféにて落ち合う事に。しばらくして、MICHEAL爺さんも合流し、結局3人での会談と相成りました。んでもって、きょうの快歩は19時ちょい過ぎから21時30分キッカシまで、みっちりドップリとやりました。(月餅の写真は、友人のMさんからいただいた購入が難しいとされるペニンシュラ・ホテルの月餅と、ハーゲンダッツ社製の月餅)