2010/12/17

断髪のGイイもの見ッけた!と吼える

澳門にしては厳冬のあさ、気温はきのうと変わらないのにも拘らず、日差しがあった分きょうは、かなり暖かく感じた。それでも、街に一歩踏み出せば、ここはハバロスク?はたまた宗谷岬?かの如く、防寒具で身を固めた人々が非常に目立つ。それも、かなりの割合でダウンジャケットを着たヒトが多いので、「そういや最近、スーパーなんかで好く見かけるワイ、アヒルの燻製」とブツ。まあ、そういう自分もちょくちょく北京ダックを食べてはいるのだが・・・。

毎日、同じ繰り返しなので、こういう書き出しもたまにはイイかも?と、イってみました。まあどうでもイイわなァ、そんなこと。と云うのも、新年も控えていることだし、「髪でもいスパッと切ってくっかなァ」と、午前中ギターの作業をしながら、ふと思い空かさず、いつもお世話になっているLOK仔に電話し、予約を入れた。んで、時間の2時ちょい前に慌てて自宅を出て彼のプライベート・スタジオへと向かった。

前回は6月だったので、約半年ぶりっちゅうワケだ。すべてをひとりでやる彼のスタイルは、澳門では皆無に近く其れ故、人気も高く毎日予約でほぼ埋まっていて、実際に以前予約した時も3日間の待ち状態であった。だが、今回は2か月前に長男が産まれたばかりで、なるべく予約は取らないようにしていたのだとか。そういう意味では、ほんとラッキーであった。でもって、髪を切りながら話をしていて、彼がナンとドイツの「HOFNER」社のギターがあるというので、驚くG。んで、間髪を入れずさっそく拝ませて貰った。HOFNER社(発音はヘフナー)は、かのビートルズのベーシストでコンポーザーにしてヴォーカリストであるあの「ポールマッカートニー」氏が愛用しているヴァイオリン・ベースと言えばおわかりになる方も多いかと思う。

見せて貰ったのは、型番175と云われているもので、ボディシェイプはストラトキャスターと酷似してはいるが、電気系統やペグ、ブリッジ、トレモノ、ピックガード等は似ても似つかず。更に驚かされるのがそのボディー。塗料ではなく、ナンとビニールコーティング!今ではおよそ想像すらできもしない手法でのデコレートであったのだ。

自分的には、ハードケースが薄くて激カッコイイ(あ”、写真忘れた!ゴメン)。そうこうするうちに無事散髪も終わり、ここから10分ほどのところにある三盞燈(サンチャンダン)へと向かう。そう、先日スーツの寸法直しを依頼していたテーラーにピックアップしにゆくのだ。途中、ナンとKさんに遭遇し驚く。で、テーラーでの用事も済ませ、紅街市の通りに出て、33番のバスにてタイパの自宅へと戻る。結局きょうも、なんか動きまわったワイ。今夜の快歩は19時ちょうどからスタート。