
今回は、在ヴェトナム華僑の女性とヴェトナム人男性との結婚式となります。伝統的な中国式と、純ヴェトナム式の結婚式が混然一体となった(早い話ごちゃ混ぜ)、実に心温まる素晴らしい結婚式だったと思います。最初は中国式に新郎とその友人達が、新婦の自宅へ赴きラッキーマネーを差し出し、連れ出すお願いをする。しかし、これがなかなか納得せずにお金を釣り上げると云う、如何にも中国的でなかなか面白い。

結婚の儀式を終えた新郎新婦とともに、宴会場(通常はレストラン等)にて参加者全員でランチをとったのち、飲めよ歌えのドンチャカ騒ぎが数時間続いて、一旦御開きになる。でもって、夜の宴会に再集合する。つまり、ヴェトナム式に披露宴が2回あると云う訳だ。それぞれに食事後のパフォーマンスはあるのだが、やはり夜の方がチカラが入っている。
なにしろ、新婦はもちろんの事、出席者の女性陣までもが、昼と夜とではガラッと趣を変えて大変身をするのである。もちろん、ヘアースタイルも衣装に合わせてセットするのだから、手が込んでると云うか、まるでこの時とばかりに女性を主張するかのようである。まあ、男性陣には目の保養になって?イイとは思う・・・。って、オレだけ?もしかして?