2011/01/06

Gさんスッカリ本物の草食系になる?

1月5日/あさはナンと、6時30分に起きてしまった。と云うのも、昨晩は自分にはめずらしく、午前0時前は寝てしまい結局、6時間以上も寝た計算になる。旅行をすると、不思議と長めに寝れる自分、枕がかわると眠れなくなる云うヒトは聞いたことはあるが、枕がかわると良く眠れると云うのは、あまり聞いたことがない。

まッ、そういうところが自分らしいっちゃあ、らしいと妙に感心する自分。9時にホテルロビーで、サイゴン在住のFさんと待ち合わせているので、少しはやめに下におりる。で、しばらくして約半年振りの再会を果たす。前回は、Fさんが澳来し楽しい時間を過ごさせて貰った。ロビー脇のCaféにて暫しの歓談後、バイクに相乗りして彼の新オフィスへと向かう。途中、ガソリンスタンドに立ち寄り給油。コレもなかなかできない体験と、好奇心の強いGは、彼とスタッフとのやり取りを興味深く覗き込む~。

10分ほど走って、無事到着。閑静な住宅街の中に、4階建ての一軒家をまるごとを使ったそのオフィスに驚く。自分は、勝手にオフィスビルと思っていたので、いい意味で裏切られた感じ。で、合弁&パートナーシップに基ずくその会社は、自分の解釈で云えば、広告代理店とイベント企画会社、それに経営コンサルティング機能を兼ね備えた会社。と云うふうに受け取った。

既にイベント企画会社としては、ヴェトナム内で第2位の規模を誇る会社に成長している。今後が、大変楽しみな会社である。約40名ほどの正社員を抱え、社内にはもちろん、デザイナーなども擁しクライアントには、世界的規模の会社がズラリ。一例をあげると、飲料業界の2大ブランド、C社P社をはじめ携帯電話業界のN社とS社などなど。ヴェトナム、アジアだけにとどまらずグローバル超有名どころが揃っている。

んで、自分は何をしに行ったかと云うと、ナンの事はない単なるお邪魔虫!と云ってしまった方がイチバン近い。まあ、ご厚意で会議に参加させてはいただいたが、その突っ込んだ遣り取りにはある意味、懐かしさと共に場所や職種、はたまた時代が変わっても、ビジネスの基本姿勢は不変と云う事をあらためて認識させて貰った。甚だ失礼かとは思ったが、聞いていて実に懐かしくもあり大変楽しく、内心ウキウキのGであった。

ランチはチャッカリと相手先の代表者であるMr. Ha氏の奢りで、ヴェトナム料理の超有名店へ。それも、彼の運転手付きのベンツで。続いて、新会社の営業許可証を受け取りに所轄官庁の事務所へ。場所は中心地にあって、レストランとは目と鼻の先ではあるが、ある意味ヴェトナム風物?名物?の大渋滞で、えらく時間がかかってしまった。

でもって、自分とFさんは、Ha氏をひとり残し、通称ギター屋通り(以前は楽器屋通り)へと向かう。残念ながら興味が湧くモノは見つからなかったが、ヴェトナムのヒトの器用さを垣間見ることができたと思う。そこでFさんとは離れ、自分は一旦ホテルへもどり、シャワーをしてスッキリ。
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17時30分前にホテルを出て、ベンタン市場へと向かう。そこで、ほぼ1年と2ヶ月振りにTさんと待ち合わせる。自分が到着してすぐに夕立に見舞われる。到着した後だったので自分は濡れずに済んだ。無事、落ち合う事ができ御挨拶。さっそくディナーと云う事で、有名な野菜メインの包菜屋さんへ。なるほど納得のヘルシーさと味(ソースが絶妙な味)で、スッカリ自分もお気に入り。続いて珈琲プレイスに場所を移し、21時過ぎまで歓談しておひらき。再会を約束してタクシーにて自分はホテルへもどる。
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写真上より、今回いろいろとお世話になっているFさん。誕生日は、自分とまったく同じ10月19日生まれという、何か因縁めいたものを感じるお方である。写真2段目は、ヴェトナムの若き広告業界のエースのMr. Ha氏。今月めでたくゴールインなのだとか。めでたしめでたし。
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写真3段目からは、いわゆる食事を中心としたエトセトラ写真ではあるが、前回(2009年10月)に来た時よりも、確実に発展していることがわかる。それも、中国よりもはるかに奇を衒ったところがなくセンス良くである。(写真は一部を除いてクリックで拡大)
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不思議に思うのは、中国と同じ共産党の一党独裁国家なのにも拘わらず、どこか不思議と人治的ではなく法治的な臭いを強く自分は感じる。ヴェトナムの表玄関である空港を降り立っても、何処か民主国家的なモノを感じるのは自分だけではあるまい。それは、他国を利用するだけして、あとはハイ、ご苦労さんと言う国と違い、本当の意味での解放改革であるドイモイ政策が、功を奏しているのだと思う。文化の違いと云うか、そういう所が表裏のあるどこかの国との違いかも知れない。