2011/02/24

日本国債の手品と政治の憂うべき現象

スミマセン、またまた気になるムカツク記事目にしてしまったので、ご迷惑かとは思いますが、この場を借りてボヤキを入れさせていただきます。きょう海外の新聞社によって報道された、日本の国債についての記事から。★国際格付け機関ムーディーズが日本国債の格付け見通しを「安定的(stable)」から「否定的(negative)」に引き下げたと、AFPが報じた。ムーディーズは「日本の経済・財政政策は財政赤字減少目標を達成するのに十分でないという憂慮が深まり、格付け見通しを調整した」と明らかにした。 また「中・短期で見ると日本に財政危機が到来する可能性は低いが、現在の高い格付けでも長期的に圧迫が強まるという点が見通しに反映された」と伝えた。日本の国家負債は先進国で最高水準。 スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は日本の財政悪化を取り上げ、先月27日、日本国債の格付けを「AA+」から「AA-」に一つ引き下げた(以上記事から)。

少々ムカつくので、これに関してのツブヤキ。簡単に云うと、格付け会社なんぞ債権発行元から金貰って格付けしてるだけ、例のサブプライムローンなぞ破綻寸前までトリプルAを付けてたりする。誰も格付けなんか信用しない、彼らは自らの利益の為に格付けしてるにすぎない。日本国債なんぞ彼らと関係ないから、アメリカの利益になるように格付けしてるだけ、アホらしい限り。

で、格付け会社が如何なる評価をしようが、長期国債金利は微動だにしない。むしろ、S&Pの時は金利は低下した。この当たりの事を深く掘り下げて記事にして初めて読む価値が出る。諸外国の様な外貨建て借金は、待ったなしの返済に迫られ、返済できなければデフォルトを起こす。今の日本で、円建て国債が幾ら積み上がろうがデフォルトは起きない。本来、格付けはデフォルトの蓋然性を評価するものであり、そのような観点で云えば、日本はトップクラスが定位置である。

一歩下がった視点からまあ、日本の格付けが下がるのはいいよ。絶対的価値として幾分下げている気もする。だがサブプライム問題を引き起こしたのはこうしたアメリカ格付け会社が最優良と格付けしたサブプライムの毒入りの屑金融商品だった。そのせいでどんだけ世界経済が荒廃したか?でもS&Pもムーディーズも責任は取らなかった。そして日本国債の殆どは日本人が買っている上、米国債の最大購入者が一位中国で二位が日本だ。要するに米国の債務は日本が肩代わりして支えてやっているが、日本政府の債務は日本人自身が支えているっちゅうこと。

日本政府が「先行き危うい」なら日本の所有する米国債を現金化するしかないが、そしたら米国債はたぶん紙切れになる。でもS&Pもムーディーズも現在、そして将来にわたって米国債は最上級にしている。なんかおかしくないかい?要は、アメリカ政府のプロパガンダ機関であるということ。日本民族資本の企業株式が、円高の中外国資本に狙われている。日本政治の混迷、経済政策の無策に、株式市況が冷え込んでいるという側面もある。

しかし、マクロでみれば日本の経済を低迷させて、株を評価以下にまで下げて割安購入目的を狙った相場操作がされている。郵政民営化失敗の第2弾と言える。政府が有効な対策をとれないためだが・・・・。日本民族資本の筆頭がトヨタ。トヨタ叩きは仕組まれたと見て間違いない。つまり、オバマ政権の犠牲になったという事。要するに国際政治、国際経済は、日本の都合など考えてはくれない。

今回、アメリカ経済の復興のための梯子となった日本。それをイイ事に欧州、韓国、中国等は米国と一緒になって日本を踏み台にしている。いい加減怒れよ日本!今の政権は即刻辞めろや!内輪揉めしてる場合かよ。ほくそ笑んでる国々の事が見えねえのか!ゴラッ!最後まで長々とこのGめの悪態にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。写真は、きょう午後から久々に行ったセナド広場のようすと、またまた「八佰伴」に出張営業にいらした、函館の「山丁長谷川商店」の店舗(6階スーパー内)。またまた買い過ぎてしまったのは云うまでもない。今夜の快歩は、20時ちょうどから21時30分まで。