そこには、仙台での津波の様子が映し出されていました。いてもたってもいられず、まずは妹の携帯電話に電話をいれましたが、一向に繋がらず実家のFIX電話に入れたところ、何度目かに繋がり無事を確認できました。その後、再度掛けたときには何度掛けても通じませんでした。しかしながら、18時ちかくには何とかFIX電話だけは復旧したようで、電話、メール、SNS、SMS、留守電等を含め殆どの友人縁者にはなんとか連絡をとることができました。
きっかけは、ポルトガル料理の「ANA」とワインバーの「PORTAL」を経営しているJOSEに官也街のすぐ傍で偶然会ったのがキッカケでした。なんでも、その日本人客が自分のレストランに居るので来いよ!と云う事で(ナンとも強引な理由付け)、お会いしたと云う次第であります。明日の早朝には、香港からCXを使って発つと云う事だったので、きょうのCXの成田便がキャンセルされたと云う事も含めて、いろいろとお話しさせていただきました。
自分と同県出身の女性ばかりの4人組だったのですが、その中に一緒に男性がおひとりいらっしゃいました。その男性は、Sさんと仰って現在は珠海在住の方です。で、よくよくお話しを訊いてみると、ナンと自分の澳門での古~い友人のKさんのダンナさんでありました。あらためて澳門の狭さを実感した次第です。みなさん、地震の件で少々落ち込み気味ではありましたが、幾度かの天変地異を悉く克服してきた日本を信じて、前向きに考えましょうと云う事で、いつもの写真撮影と相成りました。みなさん、一応笑顔をつくっていらっしゃいますが、どこか素直に喜べない事がこの写真からも伺い知る事ができます。